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思考の整理学が面白い!わかりやすく解説してみた

ワイド版 思考の整理学 (単行本) | 外山 滋比古 |本 | 通販 | Amazon

皆さんはこの本をご存じだろうか?

 

東大、京大などで多く読まれた本として人気を集めている。

 

なぜこの本がこんなにも人気なのか。

 

結果から言おう。

 

この本を読むと、情報の整理の仕方が上手になる。

 

情報が整理されるとどうなるのか?

         ↓

 情報がきれいに整理されることで、何がいる情報で、何がいらない情報なのかが、明確にはっきりとわかるようになる。

 

今回はこの本をやさしく解きほぐして、大事な点だけをまとめていくことにする。

 

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 朝飯前

 この言葉は、朝食前にできるぐらい簡単だ、という使われ方で使われるが、この本ではそういう使い方はしない。

 

ここでは、朝飯前を、朝食前と同じ意味で使う。

 

この本では、こういっている

 

朝飯前とは、朝飯前に再度、思考しなおす、ということだ。

 

これは、例えば夜のうちに書いた手紙を

 

朝見直すと、重大な間違いだったり、いろんな気づきを発見できるということだ。

 

つまり、作業や仕事はできるだけ朝集中してやった方がよいということだ。

 

イデアは寝させる

 夜考えたことが、朝になって解決することは少なくない。

 

また、この小説は学生時代に考えていたストーリーだ、と言う小説家も少なくない。

 

つまり、発想は生み出しても、卵からカエルになるまでも時間がかかるように、現実的なものになるには時間がかかるということだ。

 

情報のメタ化

第一次情報を踏まえて、より高度な抽象を行う。

 

それがメタ情報であり、

これを基に、また抽象化すれば、第三次情報

 

つまり、メタメタ情報になる。

 

具体的、即物的な思考や知識は一次的な思考であり、

 

それらの同種を集め、整理し、関連付けると、これが二次的な思考になる。

 

これをさらに発展、昇華すると三次的な思考だ。

 

第一次情報はニュースや新聞などの情報の羅列のことだ。

 

第二次情報はそれらをまとめ、整理を加えたもの、つまり社説にあたる。

 

第三次情報はそれらをもっと具体的にしたもの、つまり論文にあたる

 

つまり、ここで大切なのは

 

この一次的から、三次的までの過程がすごく大事なのだ。

思考の整理

思考の整理には、平面的で量的なまとめではなく、立体的で質的な統合を考えなくてはならない。

 

つまり、

 

三次元でものを考え、同時に質も考えることが大事ということだ。

 

そして、なによりも、発想の発酵が大事だ。

これを

思考の純化 

 という。

 

これは、私が提唱する思考のミニマル化とおなじことだ。

 

これについては、またブログで書くことにする。

 

まとめ

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 情報はうまく整理すれば整理するほど、

人生がうまくいく。

 

仕事ができるようになる。

 

頭の中を常に整理しておく。

 

これがとても大切なことだと教えてくれた本だった。