思考の整理学が面白い!わかりやすく解説してみた
皆さんはこの本をご存じだろうか?
東大、京大などで多く読まれた本として人気を集めている。
なぜこの本がこんなにも人気なのか。
結果から言おう。
この本を読むと、情報の整理の仕方が上手になる。
情報が整理されるとどうなるのか?
↓
情報がきれいに整理されることで、何がいる情報で、何がいらない情報なのかが、明確にはっきりとわかるようになる。
今回はこの本をやさしく解きほぐして、大事な点だけをまとめていくことにする。
朝飯前
この言葉は、朝食前にできるぐらい簡単だ、という使われ方で使われるが、この本ではそういう使い方はしない。
ここでは、朝飯前を、朝食前と同じ意味で使う。
この本では、こういっている
朝飯前とは、朝飯前に再度、思考しなおす、ということだ。
これは、例えば夜のうちに書いた手紙を
朝見直すと、重大な間違いだったり、いろんな気づきを発見できるということだ。
つまり、作業や仕事はできるだけ朝集中してやった方がよいということだ。
アイデアは寝させる
夜考えたことが、朝になって解決することは少なくない。
また、この小説は学生時代に考えていたストーリーだ、と言う小説家も少なくない。
つまり、発想は生み出しても、卵からカエルになるまでも時間がかかるように、現実的なものになるには時間がかかるということだ。
情報のメタ化
第一次情報を踏まえて、より高度な抽象を行う。
それがメタ情報であり、
これを基に、また抽象化すれば、第三次情報
つまり、メタメタ情報になる。
具体的、即物的な思考や知識は一次的な思考であり、
それらの同種を集め、整理し、関連付けると、これが二次的な思考になる。
これをさらに発展、昇華すると三次的な思考だ。
第一次情報はニュースや新聞などの情報の羅列のことだ。
第二次情報はそれらをまとめ、整理を加えたもの、つまり社説にあたる。
第三次情報はそれらをもっと具体的にしたもの、つまり論文にあたる
つまり、ここで大切なのは
この一次的から、三次的までの過程がすごく大事なのだ。
思考の整理
思考の整理には、平面的で量的なまとめではなく、立体的で質的な統合を考えなくてはならない。
つまり、
三次元でものを考え、同時に質も考えることが大事ということだ。
そして、なによりも、発想の発酵が大事だ。
これを
思考の純化
という。
これは、私が提唱する思考のミニマル化とおなじことだ。
これについては、またブログで書くことにする。
まとめ
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情報はうまく整理すれば整理するほど、
人生がうまくいく。
仕事ができるようになる。
頭の中を常に整理しておく。
これがとても大切なことだと教えてくれた本だった。