0秒思考は効果なし!?その理由を解説
はじめに言っておきます。
0秒思考は、
効果ありません。
よく、この本を手に取った理由の1つとして、「頭が良くなりたいから」という理由が挙げられますが、
この本では頭は良くなりません。
では、その理由を解説します。
そもそも0秒思考とは?
0秒思考になるためには、この作業を繰り返し、1日10分やれ、とこの著書にかいてあります。
単純に言えば、紙に自分の思いついたことをどんどん書き出し、整理する作業のことです。
これにより、だいたいこんな効果があります
- 思考が整理される
- アイデアが可視化される
- モヤモヤしてた気持ちを吐き出せる
心理学的に、イライラした感情やネガティブな感情を紙に書いてはきだすと、ポジティブになれるといわれています。
それはとても良いことなのですが、そのようなことが0秒で思考できるようになることと関係があるのでしょうか?
どんな時にも即決し、判然とした結論が出せるのでしょうか?
答えはNOです。
そもそも一般人向けじゃない
0秒思考の作業は、そもそも一般人向けじゃありません。
ある程度の教養を持ってないと意味がありません。
つまり、頭の引き出しが多い人ほど効果があります。
この方法は、例えるなら
頭の中の本棚にたくさん入っている本を整理するようなやり方です。
しかし、
そもそも頭の中の本棚に、本が数冊しか入ってないような人は、やっても意味ないのです。
ではどうすればいいか?
とにかく本を読むことです。
そして、頭の中の本棚をパンパンにしましょう。
0秒思考なんてその後です。
ちなみに、あなたは
0秒で思考した結論
と、
100時間思考した結論、
どっちを信じますか?
つまりそういうことです。